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2016年10月 6日 (木)

彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた

"(神は)彼を外に連れ出して仰せられた。「さあ、天を見上げなさい。星を数えることができるなら、それを数えなさい。」さらに仰せられた。「あなたの子孫はこのようになる。」 彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。"(創世記)

彼とはアブラハムのことです。アブラハムはユダヤ教にもキリスト教にもイスラム教にも重要な人物です。
アブラハムは神様と契約を結びました。この契約は神様だけが履行責任を負う特殊な契約です。そこには3つの条項があります。

・アブラハムの子孫は大いに増えて1つの国民となる。
・アブラハムと子孫には土地が与えられる。
・アブラハムと子孫は祝福される。

アブラハムに何の責任条項も無いことに重要な意味があります。
この契約を結んだ時にはアブラハムには子がいませんでした。待てど暮らせど産まれません。アブラハムもサラも年老い、子を作ることが絶望的になりました。そこで妻のサラは自分の女奴隷であるハガルによってアブラハムの子を得ました。子の名はイシュマエルです。神様からイシュマエルの子孫は大きな国民となる約束され、アラブ人の父祖となります。
その後、サラは閉経し子供を作ることが不可能になります。神様からの4度目の契約確認の際、アブラハムはイシュマエルを契約の子にと願いますが、サラから産まれる子が契約の子だと言われます。そしてサラからイサクが産まれます。神様の宣言通り契約の子はイサクです。イサクはユダヤ人の父祖となります。

神様は、この契約のために人が何かしらの努力をすることを望んでおられません。アブラハムとサラはイシュマエルを得ましたが、イシュマエルが契約の子とされることはありません。なぜなら、女奴隷から子を得てでも子孫のための準備をするという契約に無かった人が負うべき条項が発生したことになるからです。神様は全知全能な方です。初めの契約時に全てご存知なので契約条項に無いものは意味を持ちません。

これと同じことがイエス様の十字架の契約すなわち福音にも適用されています。イエス様は私たちの罪の贖いの代価となられて十字架にかかられ、お亡くなりになりました。墓に葬られました。そして三日後に復活されました。このことを信じる人は罪が赦され、アブラハム契約の共同相続人とされます。そればかりか罪の裁きを免れますので、天国に行くことになります。
"彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。"、神様が人に望んでおられることは一貫してこの通りです。神様は人に何の努力も求めておられません。一方的に与えようと望んでおられます。これを恵と言います。
どうかイエス様の福音を信じてください。

Image神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
(ヨハネの福音書3章16節)

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